2017年度(第82回)日本オープンゴルフ選手権競技
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大会のみどころ 松山英樹が見せた世界基準のプレー

昨年、狭山ゴルフ・クラブで開催された日本オープンゴルフ選手権は、3年連続出場のアダム・スコット、プロとして本選手権初出場の松山英樹、2012年大会以来の出場となった石川遼のUSツアーを主戦場とする3選手が揃って出場し、多くのギャラリーの注目を集めた。

ショットに精彩を欠いたアダム・スコットは第2ラウンドでカット、石川も随所で巧みな技を見せて奮闘したが、本選手権開幕直前の世界ランキングで18位につけていた松山の強さが際立つ4日間となった。松山は第1ラウンドこそ首位と5打差の15位タイと出遅れたが、第2ラウンドで8位タイに順位を上げると、ムービングデーの第3ラウンドで持ち前の爆発力を発揮。5連続を含む6バーディ・1ボギーと5つスコアを伸ばして、大会2勝目を狙った池田勇太に1打差をつけて単独首位に立った。迎えた最終ラウンド。序盤こそ最終組で対峙した池田と接戦となったが8、9番の連続バーディで後続を突き放し、16番(パー3)で10メートルのバーディパットをジャストタッチで沈めて日本オープン優勝杯を手中に収めた。

ツアー中でも継続している体力トレーニングによって生み出される圧倒的なパワー、天性のセンスに豊富な練習で磨きをかけたショートゲーム、勝負所を見極める冷静さとそれをものにする集中力。どれをとっても「世界基準のプレー」とはどういうものかを見せつける内容だった。

「HIDEKI MATSUYAMA」は世界中のプレーヤーから追われる立場に

初めて手にしたナショナルオープンチャンピオンの座をきっかけに、その後の松山は2016―2017年シーズンの序盤を駆け抜ける。日本ツアーで1勝をあげると、WGC(HSBCチャンピオンズ)で日本選手初優勝、さらにUSツアー外競技ながら世界トップランクしか出場出来ないヒーローワールドチャレンジも制してみせた。2月のフェニックスオープンでは2年連続のプレーオフに持ち込まれたものの、全米オープン歴代優勝者のウェブ・シンプソンを振り切り大会連覇でUSツアー通算4勝目を飾った。その後は、調子を落としたもののマスターズで11位となると、全米オープンでは、最終ラウンドに猛追を見せて2位入賞で世界ランキングも2位と、日本選手が未だ踏み入れたことのない領域である世界トップの座を掴むまで己の力を伸ばし続けてきた。世界のトップを目指してきた「松山英樹」は、「HIDEKI MATSUYAMA」として、世界中のプレーヤーから追われる立場になったのだ。

その松山がディフェンディングチャンピオンとして本選手権に出場するかは、現時点では未定だ。しかし、彼のプレーが日本選手に与える有形無形の影響を考えると、ぜひともその姿を岐阜関カントリー倶楽部で見せてもらいたいものだ。
開催コース
岐阜関カントリー倶楽部
岐阜関カントリー倶楽部
東コース

(岐阜県関市)
刃物の町として名高い岐阜県関市の丘陵地に1964年に開場した岐阜関カントリー倶楽部。名匠・上田治氏の設計によるもので、開場当初は18ホールだったが、その後、68年に9ホール増設し27ホールに、さらに71年に36ホールとなった。開場以来、東コースのワングリーン化やホールの入れ替え、バックティーの増設などコース改造を重ね、より難度の高いコースとなっている。
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チケット情報
【前売券】
1冊/4枚綴り ※お一人様いずれか1日入場可
木金入場券 2枚
土日入場券 2枚
10,000円(税込)
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交通のご案内
会場までのアクセスに関しましては、観戦案内をご確認ください。
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充実の30代を迎えた宮里優作、池田勇太、谷原秀人に刮目

気力、体力が最も充実する30代。その一方、安定を求めたくなるのもこの年代かもしれない。その30代の選手たちの中にあって、日本男子プロゴルフ界を担うこの年代の宮里優作と池田勇太、そして谷原秀人の活躍が目立っている。

アマチュア時代数多くのタイトルを手にした宮里優作もプロ入り後は、16回の最終ラウンド最終組で優勝争いを演じながらも10年間も勝利の美酒を味わうことが出来ず、苦しい時期を過ごしてきた。しかし、2013年JGTOツアー最終戦のJTカップで涙の初優勝を遂げてからは、翌年にも1勝、2015年には10試合でトップ10入りを果たしダンロップフェニックスで通算3勝目をあげて同年の賞金ランキング2位と躍進した。選手会長に就任した昨年も未勝利に終わったが、ユニシスポイントとトータルドライビングで1位となるなど1年間を通して安定した成績を残した。そして迎えた今シーズン。生活の拠点としている愛知県で開催された中日クラウンズで今季初優勝を挙げると、日本プロゴルフ選手権でも2位に3打差をつけて2試合連続優勝を達成。春のビッグトーナメントを制して賞金ランキングトップに立っている。ビッグタイトルに無類の強さを見せる宮里だが、日本オープンでは2012年大会の4位タイが自身最高成績。日本ジュニア、日本学生、日本アマ、さらには日本プロ、日本シリーズと国内主要タイトルを総なめにしてきた宮里。残す日本タイトル獲得に向けて今年こそはと意気込んでいる。

池田勇太もまた、充実した30代を過ごしている。28歳の2014年大会で日本オープンのタイトルを手にした池田は、昨年のリオ五輪に日本代表として出場したほか、年間3勝を挙げて獲得賞金も史上4人目となる2億円を突破し、悲願の賞金王を獲得した。2017年シーズンは、USツアーにも積極的に参戦。日本の池田から世界のIKEDAへのステップアップを図っている。USツアー出場の動機は計り知れないが、昨年大会で松山英樹と最終ラウンドで優勝争いを演じ、目の前で見せられた松山のパワーと技術に刺激を受けたのも遠因ではないだろうか。選手会長を2015年まで3期に渡って務めあげ、国内男子ツアーの人気再興に腐心してきた池田だけに、自分が松山に続いて世界に打って出ることで、日本ツアーの底上げを図りたいのかもしれない。日本オープンでは2014年以来、2年連続の2位とあと一歩のところで2勝目を逃しているが、その安定感に加え、新たなステージへの挑戦によってさらに成長を続けている池田のプレーにも注目だ。

谷原秀人も今年は世界を股にかけてプレーをしている。元々海外志向が強く、2014年にはUSツアーのQスクールに挑戦して海外に打って出たこともある。残念ながら最初のUSツアーでは思うような成績を残せずに日本ツアーに軸足を戻したが、定評のあるパッティングは円熟味を増し、2016年シーズンは日本プロゴルフ選手権のメジャータイトルを含む3勝をあげて見せた。その勢いのまま迎えた今季は、アメリカだけでなく、ヨーロッパツアーにも積極的に出場、BMW・PGA選手権で3位入賞を果たすなど世界ランキングも海外メジャーの出場ラインである50位前後で推移している。 安定を求めがちな30代になってもなお、飛躍を目指して飽くなき挑戦を続ける彼らに刮目したい。
宮里優作、池田勇太、谷原秀人
平成生まれのニューエイジでは、小平智と今平周吾に注目
アダム・スコット・松山英樹

小平智は、アマチュア時代にチャレンジツアーで優勝するなど早くから頭角を現していた。プロ転向後も2013年にツアー選手権で初優勝を飾ると、翌年の日本オープンで平成生まれの選手で初めてのチャンピオンとなった。昨年は、日本シリーズで終盤まで単独首位をキープ。史上最年少での日本タイトル3冠の期待がかかったが終盤に失速し逆転負けを喫してしまい記録更新はならなかった。それでも、プロ転向の前後から継続して取り組んでいる筋力トレーニングは、「プロフェッショナルとして、ゴルファーもアスリートにならないといけない。だから、ツアー中でもトレーニングは欠かさないし、自分がアスリートゴルファーのロールモデルになりたい」と、高い意識も持っている。元々ショットの技術の高さには、定評のあるだけに、ウィークポイントのパッティングが改善されれば、2年ぶりの戴冠も近づくだろう。

今シーズンブレークしているのは、26歳の今平周吾。高校1年の2008年には松山英樹を退けて日本ジュニアゴルフ選手権で優勝。翌年には、高校を中退し海を渡ってIMGアカデミーに留学して研鑽を積んできた。2年間の留学生活の後、2011年にプロ転向すると、2014年にチャレンジツアーで2勝して賞金ランキングトップと一気に才能が開花した。初めての日本ツアーフル参戦となった2015年には3度のトップ5入りで2016年のシード権を獲得。ここまで順調にキャリアを積んできた。2017年シーズンは中日クラウンズ、日本プロゴルフ選手権の2試合で連続5位入賞をすると、関西オープンでツアー初優勝を果たした。初優勝を決めた翌日には全米オープンゴルフ選手権最終予選にチャレンジ。見事に本戦出場を決め、自身初の海外メジャーも経験している。小柄な今平は、フェアウェイキープ率が43位、平均飛距離も21位となっているが、平均ストロークは1位。その要因は、得意のショートゲームにある。日本オープンでは、フェアウェイキープが優勝の近道ではあるが、感性豊かなジュニア時代にアメリカで培ったショートゲームで、史上2人目の平成生まれのチャンピオンを狙う。
岐阜関カントリー倶楽部・東コースが今年の舞台に

名匠、上田治氏の設計により、1964年に岐阜県関市の丘陵地に開場した岐阜関カントリー倶楽部。日本オープンの舞台となるのは、東コースとなる。開場以来、ワングリーン化やホールの入れ替え、バックティーの増設など改良を重ねてきた東コースは、1973年に日本プロゴルフ選手権、1990年に日本女子オープンゴルフ選手権、2009年に日本女子プロゴルフ選手権が開催されている。本年、日本オープンが開催されることで、国内で初めて上記4つの国内メジャー競技の舞台となる。ゴルフファンの皆様には、幾多の名勝負が生まれた国内屈指の名コースで日本一の男子ゴルファーを決する瞬間をもらいたい。

(本文は6月21日時点の出場有資格者を基にしており、出場が確定しておりません。本選手権出場選手は、随時JGAホームページに掲載いたします)
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